八戸三社大祭

祭りの起源

八戸三社大祭は、3つの神社(神明宮・おがみ神社・新羅神社)の神輿行列に氏子の山車がお供をする豊作加護、報恩のまつりです。享保6年(1721)におがみ神社が神輿行列を仕立て新羅神社のお社に渡御したことに始まります。

神明宮おがみ神社新羅神社
神明宮           おがみ神社           新羅神社

祭りの変遷

最初は、有力な商人が店先に人形を飾っていたものがやがて屋台に載せて神社行列にお供をするようになり、大きさ・からくり操作など時代の流れの中で現在の形へと移り変わってきました。

最古の山車 現在の山車
江戸時代に作られた「太公望」の
屋台山車
  現在の山車

山車の形態

山車の形態は「岩山車」「波山車」「建物山車」「高欄山車」の主に四つの型がある。

岩山車   波山車
岩山車(1962年)
黒い岩場に松や紅葉などが飾られ滝などが描かれている。
本鍛冶町「宮本武蔵」
  波山車(1982年)
海を舞台とし、船などを中心に波が取り巻く構図になっている。
下大工町「紀伊国屋文左衛門」
建物山車   高欄山車
建物山車(1979年)
大きな門や城の一部を中心に描いたもの。
六日町「武蔵坊弁慶」
  高欄山車(1960年)
高い欄干で四方を囲み後部を一段高くして脇に軒花を飾ったもの。
新荒町「黒田節」

神社行列の構成

「八戸三社大祭の山車行事」は平成16年に重要無形民俗文化財に指定されました。
行列には、お神輿・大神楽・稚児行列・巫女行列・子供裃着・甲冑武者・騎馬武者・旗行列・笠鉾・虎舞・法霊神楽一斉歯打ち・花屋台・駒踊り・商宮律・笹の葉踊りが参加し、壮大な歴史絵巻となります。


大神楽

猿田彦
大神楽
行列の先払いとして先導役を務める。
猿田彦

裃

行列
裃着
江戸時代の藩士の姿。
裃・巫女行列

巫女行列

奉納旗
稚児による巫女行列
雅楽の楽器を持ち、巫女装束に着飾った神明宮行列。女の子達のあこがれ。
奉納旗

行列

行列
御神輿
行列の主役である御神輿 は、各神社のそれぞれの歴史が感じられる。
武者押

虎舞

法霊神楽による一斉歯打ち
虎舞
頭を噛まれれば、無病息災、頭脳明晰になると伝えられている。
法霊神楽
「大権現」としておがみ神社に奉納されている神楽。無病息災祈願としての勇壮な「一斉歯打ち」は人気。

小太鼓

大太鼓
小太鼓
子供達の一番人気。5人のバチさばきは、息もぴったり。
大太鼓
お囃子のかなめ。 各山車に1台置かれ1人が片面打ちで披露。

曳き子

笠
引き子
引き子の中心は各組の子供達。元気な掛け声で綱を引く。
笠鉾
江戸時代には「出し」として巡行されていた。平成18年に復活。

笹の葉踊り

華屋台
笹の葉踊り
商官律(しゃぎり)と呼ばれる三味線、笛、太鼓のお囃子に合わせ踊る。 
華屋台
屋台芸者引きを起源とする。八戸小唄を踊る。